皆さんおはこんばんにちは!今日はドアのお話です!でこのドアはいわゆる業界では『建具』と言います。開きドアも引き戸も折れ戸も両開きも全部含めて『建具』この建具はお客様から指定が無ければ建築会社の方から初回のプランの時にご提案で組み込まれていると思います。なのでそれを見た時にちゃんと違いを理解して要望を話せるようにしておきましょう。
上記の記事で建具の必要性と参考価格も記載しましたがガラスデザインの引き戸とガラスのないフラットなレギュラー商品の方開きドアだと価格差も3万円以上の差額になる会社も少なくないと思います。また価格だけでなく建具それぞれに特徴があり場所や使い方で適切な種類があるのでしっかり考えましょう!
建具の種類と特徴
ということで建具の種類とその特徴をあげていきますのでこれからの家づくりの参考にしていただければと思います!
方開き戸
いわゆる『ドア』とよく呼ばれる一番皆さんにもなじみがある建具ですね。コストも建具の種類の中では折れ戸に次いで低コストなので様々な場所で使われています。ちなみに開き戸は床にドアストッパーがつくかドア上に公団戸当たりというのがつくと思うのですがこの『公団戸当たり』というはなかなか古めかしく見える商品もたくさんあるので記載があったら確認しておきましょう。
ドアストッパーは基本的に床面につきます。なので開き戸が開いた状態が空間の動線上に出てしまう場合はてても邪魔になってしまうのでそんな場合に公団戸当たりが登場する可能があります。
因みに最近のドアストッパーは扉が開いていないときはたたまれていて扉が開いてドアストッパーの上にくるとドアストッパーとドア自体に仕込まれたマグネットでくっついて停まる。という仕組みになっていて極力目立たないつくりになっています。
◆メリット・デメリット
◎低コスト
◎デザインが多い
△公団戸当たりに注意
片引き戸
お次も登場頻度が高い『片引き戸』。人気の中井建具です。というのも壁を沿う形で動くのでじゃまになりづらく開いたままにしておいても違和感がないので『使いやすい』という認識の方が多いです。
あとは引戸でよく話にあるのが床面に扉が動くレールがつくかつかないか。どちらの種類もあり『吊り戸』と文言がついていると基本的には上で吊っていて下にレールがつかないタイプで掃除のしやすさの面などでかなり人気です。
◆メリット・デメリット
◎デザインが多い
◎開きっぱなしでも気にならない
△引き込み面の壁にコンセントなどがつけれない
折れ戸
最近の収納でとても多く使われている建具です。折れ戸でよく話があるのが把手の有無です。
右の写真の様に把手レスタイプがスッキリ見えて人気です。把手レスができないメーカーもあるので相談している建築会社の方に確認してみましょう。
◆メリット・デメリット
◎低コスト
◎使いやすい
△扉がたまるので開口は少し狭まる
アウトセット引き戸
基本的な方引き戸はカベの中に埋まっているイメージ、このアウトセットは壁の外を走るイメージとなっているのでリフォームなどでは壁の解体範囲を少なくできて使いやすいです。
◆メリット・デメリット
◎構造を優先しやすい
△隙間が一番多い
引き違い戸
開き方は昔の押し入れと同じなのでこちらもなじみのある方は結構いるはず。ただ基本的な開口幅は片引き戸と同じなうえで費用は結構高くなってしまうこととやはりなんとなく古めかしいイメージがあって今はほとんど要望いただくことはなくなりました。
◆メリット・デメリット
◎低コスト
◎使いやすい
△古めかしいイメージ
△コスト高
片引戸○○建
3連引き戸、2連引き戸などと言ったりする何枚かの引き戸が組み合わさっている建具です。やはりコストは高いですがその分開けると大開口にすることができるので空間の間仕切りや食器棚を丸々隠したりするときに使います。
1枚ずつフリーで動かせるタイプと連動していて1体でしか動かせないタイプがあり使い勝手が全然違うのでしっかり確認しておきましょう!
◆メリット・デメリット
◎大開口
◎空間の仕切りに最適
△コスト高
まとめ
いかがでしたでしょうか。建具の種類って意外と知らない方も多く、方開き戸と片引き戸以外にもいろいろな建具があってそれぞれ特徴があるので使い分けてより使いやすいお家を目指しましょう!
クリスマスはみなさんいかがお過ごしでしょうか。プレゼントはもらえたでしょうか。僕はこのクリスマス~新年の流れが1年の中で一番特別感があって好きなんですが同じ人いるかなー
次回更新はもう来年になるかと思います!今年も一年このブログを見に来てくれたみなさんありがとうございました!来年も一つよろしくお願いします!
ではみなさん良いお年をー👋
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