最近お客様とお話しする中で
多くなってきているのが新築を建てるか
中古住宅をリフォームするか
を検討されている方が多いです
その理由としてはやはり初期費用
ただその分ランニングコストは
中古の方がかかりがちです
なので今日は新築と中古での
費用の違いをご紹介していきます
費用面の違い
まずは一番気になる費用面での違いを紹介します
新築かリフォームかで悩む人の大半が
お金があれば新築にしたいという方が
ほとんどです
初期費用としては確かにリフォームの方が
抑えられる傾向にありますが
住み始めた後のランニングコストや
諸費用の計算をしてみたことはあるでしょうか
今回はその部分を紹介します
またこれはありがちなんですが
やはり新築より中古の方が建物が大きくなりがちです
その部分もランニングコストには大きくかかわってきます
光熱費
断熱の性能によって光熱費が変わります
電気代がガンガン上がっている今は
長い目で見た時の光熱費の差はそれなりです
国土交通省で出しているシュミレーションソフトを使用して
計算してみると、、、
断熱性能を表すUa値が平成28年基準とZEHとの差で
年間10,000円~15,000円
30坪の家と35坪の家とすると
年間は15,000円~20,000円
ここでの年間差額は5,000円~10,000円
火災保険
これも性能や建物の大きさによる差が出てきます
省令準耐火の建物は火災のリスクが
一般の木造より低いため火災保険料も割安となります
また地震保険も考えると耐震等級3の証明書があると
半額になります。
そして今は地震保険の掛け金は基本は再調達費と言って
新たに今のお家を建て直すのにかかる費用としているので
保険料も経年では下がりません
そこで上記条件の新築と中古で計算すると
固定資産税
これは木造の場合は年々資産的価値が下がっていき
その数字をもとに固定資産税は計算されるので
中古住宅の方が有利です
こんな感じのものが法務局から出ていて
木造は27年すると当初の20%の価値となって
その後はこの20%分の支払いが続きます
40年間で考えると約20万円ほど中古住宅の方が安く
その後は建物が大きい方が高いので差額は縮まっていきます
27年後は新築の方も下がりきって年間で
4000円ほどの差が縮まっていくので
45-50年程度で差額の総額は逆転します
ただそこまでくると中古の方は築65年、、、
建物自体の方が心配ですね
まとめ
光熱費・火災保険
最大年間差額:≒57,800円
40年間 2,312,000円
固定資産税は≒200,000円ほどマイナス
2,112,000円
新築と中古の差額として
40年ローンの期間で考えた時は
200万円程度の差額であれば
あまり差が無くなりそうなこと
さらには住んだ後のリフォームリスクとしては
やはり築15年だと
一番費用の掛かる外壁と屋根の費用として
塗装費用150万円-200万円ほど見るとすると
400万円程度は差額がないのかなーと思います
なので金額的な良さを狙って
中古住宅を選ぶときは、、、
『性能』を重視してみて下さい
ではまたー
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