木材の種類と特徴

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建物

今日は建築やインテリアなどでよく使われている木材とその特徴を簡単にご紹介します。自分のお家がなんという木でできているのかちょっと気になりませんか?実はこれは頼んだ建築会社によっても変わります。あとはこれから木材を使った家具を買う際も『なんでこれこんな高いの!』『なんでこれこんな高いの!』といったことがあるかと思いますし、長ーく使っていきたいのかひとまず安いものをなのかなど購入の際の一つの指標にしてもらえたらなーと思います!

建築・家具有名木材10選

ということで皆さんの身近なところでよく使われている木材を10種類紹介します!是非見て行ってくださいねー

杉/すぎ(シダー)

引用:テオリアランバーテック
特徴心材はピンク~赤みがあり、辺材は白~黄色っぽい色。比較的柔らかくて多用途
使用用途構造材・ドア・家具・造作etc,,,
価格★★★
硬さ
産地日本

様々なところで使われている木材で皆さんもいつの間にか目にしていることも多いと思います。建築では外壁や内装材として本物の木を貼る場合やウッドデッキの材料としてレッドシダーが使われたりしています。

檜/ひのき

引用:テオリアランバーテック
特徴木肌の色はピンク~白。心材が硬く水に強く耐朽性が高い
使用用途構造材・ドア・家具・木風呂・建築土台etc,,,
価格★★★★
硬さ★★
産地日本

檜と言ったら良い匂いがするのが僕のイメージですが、建築ではよく土台に用いられます。理由は檜はシロアリが嫌いな成分も元から含んでいることと不朽性が高いことからです。心材は硬さもあるので建物を支える土台としてぴったりな木材なんです!あとは木風呂としてもよく高級旅館などで”檜風呂”ってありますよね。あれも不朽性の高さから昔から使われているのです。

松/まつ(パイン)

引用;木材商店
特徴木肌の色は褐色黄色~白。脂が多く柔らかい。
使用用途構造材・ドア・家具・床材etc,,,
価格★★
硬さ
産地日本

パイン材というのは皆さんもよく聞くのではないでしょうか。日本でも比較的手に入りやすく柔らかいので加工性もいいので細かいインテリアなどにも使われており価格も比較的安価なことが多い。

栗/くり(チェスナット)

引用;HOXAN
特徴木肌の色は淡い褐色~白。硬めで水にも強く不朽性も高い
使用用途構造材・家具・床材etc,,,
価格★★★★
硬さ★★★
産地日本

床材で使われることも多いです。色の濃淡が比較的はっきりしているので”木”の感じが好きな方には結構人気の樹種です。

椈/ぶな(ビーチ)

引用;成澤木工株式会社
特徴木肌の色は淡い桃色~白
使用用途家具・床材・合板etc,,,
価格★★★
硬さ★★★
産地日本

濃淡が少ないので表情が柔らかくキレイ目な木目がお好きな方におススメです。しっかり水分が抜けていないとカビが生えやすいのでそこは注意が必要。

楢/なら(オーク)

引用;ジールワークス
特徴心材は淡い褐色で辺材は淡い白。幅広い建材に使われている
使用用途家具・床材・合板etc,,,
価格★★★
硬さ★★★
産地日本

オーク材と言えば皆さんも一度は聞いたことがあるかと思いますがそれがナラ材です。黄色っぽい感じの木色で他の色の家具なども合わせやすく、床材・建具・家具など幅広い建材に使われています。

スプルース(マツ科)

引用;木材商店
特徴全体に淡い白の木色。建築の造作内装材として非常によく使用されている
使用用途家具・床材・内装材etc,,,
価格★★
硬さ
産地日本

木目が綺麗で日本的なイメージがあり、特に和室などの敷居や鴨井・畳よせなど和室でよく目にする木の部分はスプルースのことが良くあります。

楡/ニレ(エルム)

引用;成澤木工株式会社
特徴褐色~黄色みがある木色。弾性が高く曲木にもよく使われている
使用用途家具・床材・内装材etc,,,
価格★★
硬さ
産地日本

木目がまっすぐできれいな印象。床材・家具などでよく使われている印象です。不朽性はそこまで高くない樹種です。

桜/さくら(チェリー)

引用;材木商店
特徴桃色~淡い黄色。乾燥時に狂いが出やすい
使用用途家具・床材・内装材etc,,,
価格★★
硬さ
産地日本

桜の木です。学校などでよく見かける桜も実はあなたの家で見えている木が桜だったりするかもしれませんよ。

胡桃/くるみ(ウォールナット)

引用;DIY銘木ショップ
特徴褐色~茶褐色。高級家具などで使われている
使用用途家具・床材・内装材etc,,,
価格★★★★
硬さ★★★
産地日本

濃い目の空間が好きな方はこのウォールナットの床材や家具にすると落ち着いた色味の空間となります。硬めの木で高級家具などにも使われる樹種です。

集成材と無垢材

引用:仲建設株式会社

建築で木材を使う場合は大きく分けて『無垢材』と『集成材』という加工の仕方に分かれます。

集成材

集成材はその名の通り集めて成した材です。カットした木材を接着剤によって接着した木材です。

◆メリット
◎価格が比較的安価
◎木材の向きを反対にして貼り合わせているので狂いが少ない

無垢材

木から切り出したそのままの木材。大量生産が難しく乾燥にも時間がかかりコストも集成材に比べ割高。

◆メリット
本物の木の木目を感じられる
接着剤を使わないのでよりオーガニックで安全

板目と柾目

引用;eTREE
引用;高田製材所

木材はその切り出し方によっても見え方が全く違うものになります。写真はどちらも同じ杉の木ですが左が『板目』で右が『柾目』です。どうでしょうか全く違う気に見えると思います。

板目と柾目の一番大きな違いはここで全く違う見た目となるところです。他にも価格は柾目が高く、反りが出やすいのも板目。やはり板目の方が加工の仕方として大量生産できるのです。

 

まとめ

ということで建築・インテリアでよく使われる木材の簡単紹介でした。
コーディネーターをしていると特に床材を選ぶときに様々な気の表情があり一番お客様も悩まれるところです。他の造作材の部分や建具も基本的には目に見える範囲で割合の多い床の色と木目に合わせて考えるからですね。

今後おうちの床材を選んだり家具を買うときの参考にしていただければと思います。
ではまたー👋

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