![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=3TFD9T+9ZLU5U+3D3Q+TSJ41)
今日はサッシの選び方について
ご紹介します
建物の断熱性能に関して
このサッシ選びは超々重要!!
因みによく混同されがちですが
窓=サッシではないのでご注意を
窓枠+フレーム=”サッシ”
![](https://mituketa-inumegane.com/wp-content/uploads/2024/03/image-2-1024x346.png)
![犬メガネ](https://mituketa-inumegane.com/wp-content/uploads/2024/03/Image20240207101803-4-150x150.jpg)
紛らわしい。。。
各メーカーのカタログなどでで紹介している
断熱性能【熱還流率】も
”窓”の性能なので
サッシ性能 ✕ + ガラス性能 ◎ = 窓の性能 〇
みたいな場合もあるので
ご注意を~
![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=3NNBCP+ARL7LE+1OK+787A9)
窓の重要性
暖かい・涼しい家にするためには
窓にこだわるべし!!
断熱性能
![](https://mituketa-inumegane.com/wp-content/uploads/2024/03/dannetsumado_sub01.jpg)
冬場の寒いと感じる半分以上の原因は窓!
夏場の暑いと感じる7割以上の原因は窓!
建物自体の断熱性能はもちろんですが
この数字を見るといかに窓が重要か
一発でわかりますね
結露について
壁で結露を見かける人は少ないと思います
結露でストレスを感じるのもやっぱり窓が
一番多い
しかもよく思い出してください
水滴がついてるのは窓の”どの部分でしょうか”
サッシ部分やその周り【特に下側】ではないでしょうか
カビみたいになって黒とか緑とかになっちゃいますよね
これもサッシの性能に原因がある場合が多いです
![犬メガネ](https://mituketa-inumegane.com/wp-content/uploads/2024/03/Image20240207101803-4-150x150.jpg)
あとは気密性も重要ですね
![](https://mituketa-inumegane.com/wp-content/uploads/2024/03/image-3.png)
結露は
カビの温床となり健康被害の原因だけでなく
構造躯体の寿命も縮める
非常に厄介なものなので
是非サッシも対策をしましょう
![](http://image.moshimo.com/af-img/4017/000000060612.png)
サッシの種類
そんな重要な窓のサッシ
大きく分けると
4種類がありますので
そちらをご紹介
アルミサッシ
室内側も室外側もアルミでできたサッシ
一番熱還流率の性能が低く
熱の伝わりが多い窓です
コスト:◎
断熱性能:✕
対候性:◎
気密性:✕
対結露:✕
アルミ樹脂複合サッシ
室内側が樹脂
室外側がアルミ
でできたサッシ
断熱性能が高い樹脂素材を室内側に
対候性が高いアルミを室外側に
両素材の特性を活かしたサッシの種類です
コスト:〇
断熱性能:〇
対候性:◎
気密性:〇
対結露:△
樹脂サッシ
室内側室外側ともに樹脂素材
先ほどの複合サッシより更に
断熱性能を高めたサッシ
耐久性の話が良く出ますが
ykkapでは
実験的に野外に設置して
ちょうど30年経過した
実験体もあるが大きな損傷はないとのこと
コスト:△
断熱性能:◎
対候性:〇
気密性:◎
対結露:〇
木製サッシ
室内外共に木製で作られたサッシ
これ一般の方で見たことある人
ほとんどいないんじゃないかなと思います
僕も見たことないです
性能的には断熱性能が樹脂よりも高い
しかしコストも高い、、、
ただ性能以外に木製は特に意匠性が高いので
その辺もメリットですね
コスト:✕
断熱性能:◎〇
対候性:〇
気密性:◎
対結露:〇
![](http://image.moshimo.com/af-img/0032/000000054611.gif)
おすすめのサッシ
個人的なおすすめサッシは
『樹脂サッシ』
理由は”性能”と”コスパ”の良さですね
今まで話した通り
やっぱり窓の性能に求める部分は
かなり大きいです
デザインより性能かなと
アルミはもう今時の新築ではなかなか
出てこないすでに一昔前の物
木製サッシはコストが高い上に
樹脂サッシと比べると性能的にも
微妙な感じで価格差としては
約1.5~2倍程度に対して
熱還流率では商品によってばらつきがある中で
樹脂サッシの方が高い場合もあります
なので比較候補としては
今一番流通量が多い
アルミ樹脂複合サッシが必ず話に上がると思います
そこでこの表をご覧ください
![](https://mituketa-inumegane.com/wp-content/uploads/2024/03/image-4.png)
これは素材による
熱の伝わりやすさ【熱伝導率】と
熱がどのくらい移動しやすいか【熱還流率】
の値なんですが
アルミニウムと樹脂の差がなんと
熱伝導率で972倍熱が通りやすい
熱還流率で1.2倍熱が移動しやすい
単純に”結露”が起きやすいのは
必然なわけです
![](https://mituketa-inumegane.com/wp-content/uploads/2024/03/image-5-1024x317.png)
価格差は30坪くらいの家で
ザックリ20万円前後
樹脂サッシの方が高く1.2~1.5倍程度の価格差で
熱還流率としては1.2-1.3倍程度な感じです
これによって快適性と結露リスクを抑えられると思うと
自分が選ぶなら樹脂サッシかなと
耐久性面もykkapさんで30年の実績があるし
結局複合サッシでもアルミ部分は耐久性がいいとして
他の様々な部品類は樹脂サッシと同じ素材も多いので
結局その部分で”窓”としての交換が必要な時期は
そこまで変わらないのかなと
理由はそんなところです
![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=3TFD9T+9LWV8Y+455G+64C3L)
まとめ
いかがでしたでしょうか
最近はやっぱり断熱性能にこだわる方も増えたし
お客様からこの辺の話が出ることも増えました
難しいのは今一番多いのが
樹脂サッシではなく複合サッシの方だという事
オプションだとしても
断熱性能を高めるうえでサッシはすごく
費用対効果の良いものだと思うので
ぜひ検討してみて下さい
因みにリフォームで断熱性能上げたいんですけど
と話がった時に一番のススメはやっぱり窓です
この辺も松尾先生からですので
ぜひこちらも見てみて下さい
![犬メガネ](https://mituketa-inumegane.com/wp-content/uploads/2024/03/Image20240207101803-4-150x150.jpg)
非常に勉強になります
ではまたー👋
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3NNBCP+ASS2SY+4ZCO+61JSH)
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