間取りおすすめシリーズ~リビング階段VSホール階段~

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建物

勝手にシリーズ作りました笑

というのも仕事でお話しするお客様で

間取りを考えるのが楽しい!とか

ずっとネットで間取り見て

生活イメージして楽しんでます!とか

ってのをよく聞くので

そこでこういうのがあったら

特に実際おうちづくり検討中の方に

楽しい役に立つんじゃないのかなと

結構皆さん手書きで間取りを描いたり

Excelで作成している人も結構います!

是非そんなときに参考にしてもらえればと

思いますー

階段位置って重要?

ということでこのシリーズ

結構ニッチなところから始まっちゃってる

気もしますが

プランを考えるうえで階段位置が

『リビングから上る階段』なのか

『ホール(廊下)から上がる階段』なのか

これはかなりの違いが生まれます

何が違うの?と

思う方もいらっしゃると思うので

その違いを簡単にまとめると

リビング階段とホール階段の違いポイント
  • ① 建物全体の延べ床面積
  • ② 家族の考え方
  • ③ 暖房効率について

大きく分けるとこの辺が変わってきます

①なんかはあんまり知られていないので

コスト抑えたいから建物コンパクトにしたい!

そんで階段位置は別にどっちでもいい!って人

”要チェック”です!!

そしてまずは

え?リビング階段?ホール階段?

って方の為に簡単に図もまじえながらご紹介です

リビング階段とは

リビング階段とは…

玄関から入ってきてから階段に行くまでに

リビングに入り、リビングに階段の入り口がある

配置の階段です間取り図で言うとこんな感じ

画像で見るとこんな感じ

引用;FREEDOM ARCHITECTS

因みにリビング階段ってのは

階段の配置の話なので、

↓これもリビング階段です

引用;RoomClip

要は階段の入り口がどこからか

ということなんです

1枚目の写真はリビング階段で

さらに形状が『フルスケルトン階段』

とかって呼んだりしますね

リビング階段メリット・デメリット

そしてそんなリビング階段の

メリットとデメリットはコチラ

メリット① 延べ床面積の削減

間取りを考える時に抜けがちな要素が

”動線”です

動線の数や入り口が増えれば増えるほど

延べ床面積も大きくなりがちで図面だけで見ると

なんだか無駄な部分に見えてしまいがちです

なのでホール階段はホールから階段に上がる

階段の入り口としてホールでなければいけない

部分がリビング階段よりも必要になってきますが

リビング階段は元からリビングだったところに

階段の入り口を作れるのでホールを

コンパクトに作ることができます

メリット② 空間が広く見える

これは階段形状にもよりますが先ほどの

フルスケルトン階段の写真のような

階段形状やこんな形

引用;Pinterest

片側がオープンになっている階段があると

その分リビングスペースが広く見えます

メリット③家族とのコミュニケーションがとりやすい

リビング階段にされる方の半分くらいが

この理由でリビング階段にしています

子供の行ってきますとただいまのタイミングで

1度は顔を合わせたい!

リビングに階段の入り口を設けることで

子供と顔を合わせる機会を増やすことができるので

”コミュニケーション”がとりやすい配置です

子供とのコミュニケーションを密にとりたい!

という家族設計を考えている方は

リビング階段おススメですよー

デメリット①暖房効率

リビング階段をご希望の方は大体メリットで

挙げたような空間の広さやデザイン性から

フルスケルトン・オープンの階段を

考える方が多いです

そうすると単純にLDKの空間が階段・2階ホールと

繋がるので広くなり

≪暖房効率≫としては下がってしまいます。。。

家族とのコミュニケーションという理由であれば入り口はリビングに設けて階段形状としては階段室を作りリビングとは空間を分けて扉を設置する

空気循環の為にシーリングファンを設置したり、省エネ性の高いエアコンにするなどの設備対応

建物自体の気密性や断熱性能を高める

デメリット②プライバシー問題

メリット③で上げたコミュニケーションですが

考え方によっては2階に行くには誰でも”必ず”

リビングを通らなければいけません

休日にリビングでパジャマのままだらっとしてても

突然、子供が彼女・彼氏や友達を連れてきたら…

そう考えるとリラックスできない、、、

自分の実家がリビング階段で彼氏・彼女を

家に連れてくるのが嫌だったなどの経験から

嫌煙する人もいらっしゃいます

広さ問題は窓の取り方や階段抜きでのLDKの広さを大きくすることを検討する

リビングからホールへの扉を大きなくもりガラス入りデザインにしてなんとなく帰ってきたなぁとか家族の気配を感じられるような折衷案を検討する

ホール階段とは

さて次はホール階段

玄関から家に入ってホール(廊下)から

そのまま階段を上り下りできる配置の階段です

間取り図で見るとこんな感じですね

続いてお写真だとこんな感じ

引用;Pinterest

リビング階段でも階段室を作る形や

フルスケルトン、オープンなどは可能ですよ

ホール階段メリット・デメリット

続いてホール階段のメリットとデメリットも

ご紹介していきますよー

メリット①LDKの暖房効率はいい

リビング階段と対照的に

ホールは個別エアコンの場合は

もともとエアコンがないことが多いですから

エアコンの暖房効率は考えなくてもいいんです

メリット②玄関ホールが広く見える

こちらはリビング階段のメリットと同じく

フルスケルトンやオープン階段を併設すると

玄関ホールが広く見えます

最近はホールはコンパクトになりがちな事と

”一番お客様が目にする空間”なので

そのスペースを広く見せられることに

メリットを感じられる方も多いです

メリット③LDKはプライベート空間にできる

これはリビング階段のデメリットと対照的ですね

先ほどの話の様に特に子供が誰か連れてきたときは

そのまま子供の部屋に行けるので自分たちは

LDKでぐうたらのままでいいし子供は比較的に

気兼ねなく家に人を招くことができます

デメリット①階段用の動線が必要

最近はコストがどんどん上がっているので

建物の特にホール(廊下)はコンパクトにすることが

とても多いです

その中で廊下からアクセスしたいところが多ければ

多いほど”ホールはどんどん面積が必要になります”

単純にタタミ1畳分の廊下では長手方向1面を

玄関に接しているとしたら

最大で4つの入り口が限界です

こうなった時にホール階段がいいとなれば

ホールを広げざるを得ません

リビング階段であれば

このままリビングに階段を設けることができます

土地広さなどで限界があれば優先順位を考えて他のところの坪数を減らして全体坪数を調整する

コスト問題の場合は上記の他にも諸費用や外構・建物仕様などでも調整は可能

デメリット②コミュニケーションが相対的にとりづらい

帰ってきてから1度も顔を合わさずに

2階に行けるのでリビング階段と比べて相対的に

コミュニケーションを図る機会が減ってしまいます

リビングからホールへの扉を大きなくもりガラス入りデザインにしてなんとなく帰ってきたなぁとか家族の気配を感じられるような折衷案を検討する

ホール階段が良いけどコミュニケーションがとりたいというときはリビングに勉強スペースや漫画を読むスペースを作る、子供部屋をあえてあまり充実させない

デメリット③寝起きのぐしゃぐしゃな状態でお客様と鉢合わせる可能性がある

間取りによっては寝起きでぼーっと階段を降りると

他の家族が玄関に招いていたお客さんに気づかず

鉢合わせる可能性もあります

対策①

ホール階段だけど玄関からは直接見えない位置に入り口を考える

まとめ

ということで以上、

リビング階段とホール階段についてご紹介でした!

初めにご紹介したポイントから

要点をまとめてみましょう!!

リビング階段とホール階段の違いポイント
  • ① 建物全体の延べ床面積
     リビング階段/ホール階段に比べ有利
     ホール階段/階段分の動線が必要な分増えがち
  • ② 家族の考え方
     リビング階段/家族とのコミュニケーションを密にとりたい
     ホール階段/ある程度プライバシーのある家族
  • ③ 暖房効率について
     リビング階段/階段形状によっては工夫が必要
     ホール階段/どんな形状でもLDKには影響なし

リビング階段とホール階段

どちらにするか決める時に

是非お役立ていただければと思いますー!

また新たな間取りおすすめシリーズも

発信していきますね

ではまたー👋

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