【ズボラ主婦・主夫必見】新築の「キレイ」が20年続く!プロが教える先回り掃除術10選

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建築

こんにちは!犬メガネです。 私は現役の住宅会社の営業マンとして家づくりをお手伝いしながら、インテリアコーディネーターとして内装の仕上げまで一緒に提案をしています。

せっかく手に入れた憧れのマイホーム。「一生キレイな状態で住み続けたい!」と思うのは当然ですよね。でも、現実は甘くありません。仕事に育児に家事……。毎日の掃除に追われ、気づけばサッシに埃が溜まり、水回りにはウロコ汚れが。

「掃除を頑張る」のではなく、「掃除をしなくていい仕組みを作る」。 これが、住宅のプロが自分の家でこっそり実践しているおすすめ方法です。

この記事では、これから家を建てる方、あるいは新築して間もない方が、**「今のうちにこれだけやっておけば、その後の掃除の楽さが劇的に変わる!」**というちょっとしたコツを紹介します。


この記事を読むメリット

  • 「掃除の自動化」ができる: 汚れがつく前にガードする方法がわかります。
  • 資産価値を守れる: 家を傷めず、長期的に美観を保つコツを学べます。
  • 自分時間が増える: 週末の「大掃除」が「小掃除」で済むようになります。
  • 後悔を防げる: リフォームや設備選びで「掃除のしやすさ」を最優先にする視点が身につきます。

1. 「汚れを寄せ付けない」新築直後のコーティング戦略

新築の引き渡し直後、家具を入れる前の数日間が最大のチャンスです。

1-1. 水回りの「撥水コーティング」はセルフでOK

プロに頼むと数万円するコーティングですが、今は市販でも優秀な撥水剤がたくさんあります。

  • キッチン・洗面台: シンクを撥水加工しておくだけで、水垢(カルキ汚れ)の付着を劇的に防げます。 
  • お風呂の鏡: 最初の使用前に曇り止め・防汚コートを塗っておくだけで、あの厄介な「白いウロコ」と数年おさらばできます。

1-2. 浴室の「防カビくん煙剤」をルーティンに

新築のお風呂は無菌状態。ここで「防カビくん煙剤」を炊いてください。2ヶ月に1回繰り返すだけで、カビ胞子の発生を抑えられます。「カビが生えてから掃除する」のではなく「生える場所をなくす」考え方です。


2. 埃をブロック!「隙間」を物理的に埋める魔法

住宅には、構造上どうしても「隙間」や「溝」が生まれます。ここが埃の貯蔵庫になります。

2-1. IHコンロ・トイレの隙間をガード

  • IHフレームカバー: キッチンコンロの縁と天板のわずかな隙間。ここに油や野菜くずが入ると、数年後には固着して取れません。市販のシリコン紐を一周巻くだけで解決します。
  • トイレの根元: 便器と床の接地面。ここは尿ハネや埃が溜まりやすく、ニオイの原因にもなります。透明な隙間フィル(ジェル状のコーティング剤)で埋めておきましょう。

2-2. 巾木(はばき)の上の埃対策

壁と床の境目にある「巾木」。この数ミリの段差には驚くほど埃が積もります。 ここでおすすめなのが**「マスキングテープ」**です。巾木の上の段差に白い(または建具に合わせた色の)マステを貼っておくだけ。汚れたら剥がして貼り替えるだけなので、屈んで拭き掃除をする必要がなくなります。


3. 「浮かす収納」が掃除のハードルを下げる

床にモノが置いてあるだけで、掃除機をかけるハードルは爆上がりします。

3-1. 洗面所とお風呂は「吊るす」一択

  • 洗面台: コップ、歯ブラシ、ハンドソープ。これらをすべて浮かせてください。底がヌメることもありませんし、洗面台を拭くときにモノをどかす手間がゼロになります。
  • お風呂: シャンプーボトルなどは、備え付けの棚をあえて外してしまい、マグネット式のラックで浮かせましょう。棚の裏側のカビ掃除から解放されます。

3-2. 玄関掃除を楽にする「傘立て」なし生活

玄関タイルは砂埃が舞う場所。傘立てを置くとその周りの掃除が面倒です。壁にバーを取り付けるか、ドアにマグネットでくっつくタイプを選び、床には何も置かない状態を作りましょう。


4. プロが教える「建材・設備選び」の掃除目線(リフォーム・計画中の方へ)

これから家を建てる、あるいは設備を選ぶ方は「見た目」の次に「掃除のしやすさ」を置いてください。

4-1. 「継ぎ目」を抹殺する

  • 洗面台: カウンターとボウルが一体型のタイプを選びましょう。あの「ゴムパッキンのカビ」に悩まされることがなくなります。
  • キッチン: レンジフードは「ノンフィルター」タイプが鉄板です。

4-2. 床材の「色」と「質感」の罠

  • 真っ白な床: 髪の毛が目立ちます。
  • 真っ黒な床: 埃と足跡が目立ちます。
  • おすすめ: 中間色のグレーや、少し節のあるオーク系の木目。これらは驚くほど汚れが目立ちません。「掃除しなきゃ!」というストレスを視覚的に減らしてくれます。


5. まとめ:新築の「綺麗」は最初の1ヶ月で決まる

家を建てたばかりの時は、誰もが「ずっと綺麗にしよう!」と意気込みます。しかし、その熱量は必ず落ち着いていきます。

だからこそ、**「やる気があるうちに、やる気がなくても綺麗が保てる仕組み」**を構築してください。

今回ご紹介したテクニックは、どれも一つ数分から数千円でできる「ちょっとしたこと」ばかりです。しかし、この積み重ねが、5年後、10年後に「この家、まだ新築みたいだね」と言われるか、「なんだか生活感が出てきたな」と思われるかの分かれ道になります。

インテリアコーディネーターとして多くのお客様を見てきましたが、満足度が高いのは「掃除を頑張っている家」よりも**「汚れにくい工夫がされている家」**です。

ぜひ、今日から一つでも取り入れてみてくださいね。

ではまた来年もよろしくお願いします!

よいお年を~👋


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