今日はNetflixで面白い番組があったので
ご紹介しますー
『スピード改造!リノベの達人/Instant Dream Home』
という番組で、家づくりの参考にもなるし
アメリカの住宅がどういう風なのかも知れるので
見ていて楽しいです
概要
リノベーションのプロが応募によって
当選したお家をわずか12時間で
大規模リノベーションをして
喜んでもらうというリアリティショー
司会進行役:ダニエル・ブルックス
リノベーションを考えるプロが4人
スペシャル・プロジェクト担当:ペイジ・モブリー
大工:エリック・カーティス
エクステリア・デザイン担当:ニック・クツンパス
インテリア・デザイン担当:アデア・カーティス
主にこの4人が事務所のようなところで
設計アイディアや計画を考えていて
工事の時は撮影の中で総勢250人で工事をしたと
話していました
めちゃくちゃ多いです、、、
逆に多すぎてどうやってその人数と工種を
さばいていたんだろうと、、、
一般的には
それぞれの工種ごとに各1人~多くとも3人程度で
1日8時間作業程度と考えて
工期も2か月は考えそうな内容でした
確かに人数が多いのももちろんですが
工事の仕方そのものが日本のやり方とは
大きく違いうところもかなりありそうでした
この番組が”12時間以内”だから
なのかもしれませんがその辺も見ていて
かなり興味深かったので
あとでちょっとご紹介できればと思います
キャストについて
番組内で専門家と呼ばれていた4人
自分はひねくれてるんで
リアリティショーとはいえ番組
プロってほんまかいなと、
気になりましてちょっと調べてみました
司会進行役のダニエル・ブルックスは
女優さんみたいですね
でも進行をしながら
解体工事なども手伝っていて
楽しそうにでかい金づちで
壁ぶっ壊したりしてました
スペシャル・プロジェクト担当:ペイジ・モブリー
プロたちの中の唯一の女性で
スラッとしたブロンド美女でしたが
まず先にスペシャルプロジェクトって
なんぞと思いました
番組の中では応募の際にオーナーたちの
要望は聞いていて
その要望を叶えるための
リノベーションのコンセプトとなるような
改装アイデアを出す人みたいな役割で
デザイナーのような感じ?
そんでその工事のやり方については
他のプロの3人によろしくと。
ただそのアイデアは
すごいなーと
できれば楽しそうだし要望も叶えていて
オーナーさんも喜びそうだなーっと
実際12時間後に帰ってきたオーナーさんたちは
みんな泣きながら喜んでいる人ばかりでした
ただこのペイジーモブリーという人だけは
ネットで検索かけても
モデルさんとしか出てこなかったので
最後まで何のプロなのかわからなかったですね笑
ただご両親がDIYに熱中していて
”その想像力をすべてDIYにつぎ込んでいた”と
インタビューで応えているので
そういったところから
学びを得ているのかも知れませんね
大工:エリック・カーティス
細マッチョで短髪にひげを蓄えた
ダンディで明るいイケメン
この方はネットで検索したら出てきて
確かにモノづくりをしている人のようで
自作の家具や彫刻の品などをご自分のサイトに
掲載していました
この方の住宅自体に関しての施工事例なども
見てみたいところですねー
大体いつもペイジやアデアが考える
突拍子もないアイデアをどう工事するか
頭を悩ませていたイメージです
でもすごく楽しそうで、そして彼自身の考える
工事のやり方もアイデア以上にぶっ飛んでました
オンボロのキャンピングカーでスタジオ作ったり
時間短縮の為に制作済みのキッチンを入れようと
外壁ぶち破ったり
天窓を付けるために
ヘリコプターで窓運んできたりとか
考えられない方法ばっかりでした笑
エクステリア・デザイン担当:ニック・クツンパス
笑顔が印象的な短髪な好青年【年齢知らないです】
この方も植栽関係仕事をされているとわかる
自身のサイトがすぐに見つけられました
この番組を見て改めてだったんですが
エクステリアやその為の植栽が整っていると
めちゃくちゃ綺麗になるというか
ニックが考えるエクステリアデザインは
住宅を含めておしゃれだなーっと感じました
日本ではなかなかそんな土地の
広さも予算もないのが当たり前なので
この仕事をしていてもエクステリアまで
お金をかけて仕上げるというのはかなり稀です
特に植栽や塗装で作成したところは
その後の維持メンテナンスも
考えなくてはいけません
なので番組を見ていても
いいなーっと思う反面
この後のメンテナンス大変だなーっと
思っちゃってました
ただアメリカではその辺の考え方が
そもそも違うのかなと
見習いたいところですね
インテリア・デザイン担当:アデア・カーティス
男性ですが魅力のある雰囲気から
”デザイナー”って感じの人
ハリウッドで有名な
デザイナーさんのようですね
番組では気さくな感じで他のプロたちと
アイデアを出し合い
自らでガンガン施工にも加わってました
この辺もアメリカならではなのか
少なくとも僕のいる会社では
設計やインテリを考える人と
実際施行をするのは別で
設計者やデザイナーが施工をすることはありません
現場監督も現場の統括で
現場監督自体が施工をすることは少ないです
アメリカと日本の住宅事情に違い
この番組を見ていて住宅のつくりや考え方
工事内容そのもので
日本と大きく違うところがあったので
ちょっとご紹介しようと思います
DIYの規模
日本でも最近はDIYがブームになってきていて
動画の普及等もあり
自分でできる範囲も増えて
DIYの市場も増えているようですが
それでもアメリカと比べると大きな差があります
もはや規模が違います
特に塗装やキッチンの取り換え
床の張替えまでも素人さんがやっているようです
ただそれも建物に関する考え方による
つくりの違いもあります
日本ではワンオーナーが
生涯自分が建てた家に住み
亡くなったら建て替える
というイメージですが
アメリカでは何度も売却が繰り返され
その都度リフォームしながら住み続けていく
という考えが多いです
なので床の施工も張替が
しやすいようになっていたり
外壁は張替は素人では難しいので
塗装になっていたり
内装壁も壁紙は難しいので
こちらも塗装のところが多いです
2018年の調査データでは
ホームセンターで1人あたりの
DIY用品の為の年間支出額が
日本の約5倍とのこと
施工について
日本では住宅を建設するときや外装周り、
屋根のリフォームなどの工事をするときは
家の周りにぐるっと足場を建てて
廃材等が周辺に飛ばないように
養生ネットで全体を覆います
しかし!
アメリカはこれ一切やらないそうです!
やる人は長梯子で作業をするそうです
日本は周りへの配慮や職人さんの安全に
かなり気を使っていることがわかりますね
ただこの足場代や養生費は建て主の負担となり
100万円前後がかかってきます
アメリカでは財産として残らないものに
お金を支払うなんてアリエナイ!
ということでそういったものがないそうです
これも新発見でかなり驚きました
色使い
あとはかなり配色がバラエティに富んでいるなと
これは国民性とかもあるのかも知れませんが
日本では壁紙は基本白です
アクセントとしてTV背面や玄関、
寝室の1面のみなどで
多少色や柄を入れますが
それでもパステルカラーやくすんだ色
グレーやアイボリーなど
主張しすぎない色が多いのですが
番組で出てくる家はbeforeもafterも
どちらもかなりビビットな色を使っている家が多く
まっピンクや真っ青や青に赤に紫にと
ほんとに色とりどりに外壁も内装も塗装をしていて
内装の色も部屋に合わせて様々な色に
塗り分けていました
なんだか壁をそんな風に
激し目な色に塗っちゃったら
家具とかインテリア雑貨が入った時に
ごちゃごちゃするかなと思っていたのですが
確かにシンプルな仕上がりではないですが
以外にしっくりきているし
何より家中から楽しそうな感じがして
すごく魅力的でした
まとめ
かなり特殊な例だし
どこまでがリアリティなのか
気になるところではありますが
楽しそうに工事をしている
キャストに人たちや喜ぶオーナーさんたち
アメリカの住宅事情を知れるし興味深くて
単純に面白いですので皆さんもぜひ見てみて下さい
リフォームを考えている人や
住宅関連で仕事をしている人も学べる部分や
楽しめるところがあると思います
また何か面白そうな作品があればご紹介しますねー
ではまたー👋
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