【犬メガネの家づくり教室】建築の素人でも大丈夫!高性能な住宅を建てるための会社選び完全ガイド

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おはこんばんにちは!あなたの家づくりサポーターの犬メガネです!

元住宅営業で、今はインテリアコーディネーターとして日々たくさんの家づくりに携わっています。

「せっかく家を建てるなら、やっぱり高性能な家にしたい!」

そう思っても、何から始めたらいいのか、どんな会社を選べばいいのか分からない…という方も多いのではないでしょうか。

「高性能住宅」という言葉はよく聞くけれど、その中身やどうやって実現するのか、一般の人には少し難しく感じてしまいますよね。でもご安心ください。今回の記事では、建築の知識がゼロの方でも、自信を持って会社選びができるようになるためのポイントを、分かりやすく、そして具体的に行動に移しやすいように解説していきます。

この記事を読み終える頃には、あなたは「高性能住宅を建てるための会社選び」のプロになっているはずですよ!

【この記事で学べること】

  • 高性能住宅とは具体的に何を指すのか
  • 高性能住宅を建てるために、なぜ会社選びが重要なのか
  • 建築会社選びで絶対にチェックすべき5つのポイント
  • 悪質な会社に騙されないための具体的な行動例

1. そもそも「高性能住宅」って何?

高性能住宅と聞くと、なんだか最先端のテクノロジーが詰まった特別な家…というイメージがあるかもしれません。もちろんそうした側面もありますが、今回の記事では基本的には**「快適な暮らしを省エネで実現できる家」**と捉えていただければOKです。
他にも性能と言えば『安全性に関するもの、耐震性能など』、『メンテナンス性・耐久性に関するもの』が主にありますが今回は省エネにつながる性能部分をご紹介します!

具体的には、以下の3つの要素が重要なポイントとなります。

① 高い「断熱性」 冬は暖かく、夏は涼しい。これは、壁や床、天井、窓から熱が逃げないようにすること(=断熱)で実現できます。グラスウールや高性能な断熱材を使うだけでなく、窓のサッシやその窓のガラスの性能も大きく関わってきます。断熱性が高いと、エアコンの効きが良くなり、光熱費の削減にも繋がります。

② 高い「気密性」 気密性とは、家の中に隙間がない状態を指します。どれだけ断熱材をしっかり入れても、隙間風がピューピュー入ってきたら意味がありませんよね。気密性が高い家は、計画的に空気の入れ替えを行う「換気システム」が効果的に働き、家全体の温度を一定に保ちやすくなります。

③ 計画的な「換気」 気密性の高い家では、室内の空気を常に新鮮なものに入れ替えるための換気システムが不可欠です。最近では、窓を開けなくても熱交換をしながら換気をしてくれる**「全熱交換型換気システム」**などが主流になってきています。これは、冬場の冷たい外気を暖めてから室内に取り入れたり、夏場の暑い外気を冷やしてから取り入れるため、快適さを損なうことなく省エネに繋がる優秀なシステムです。

これらの性能を示すには、**「Ua値(外皮平均熱貫流率)」「C値(相当隙間面積)」**といった専門的な指標が使われます。難しそうに聞こえますが、これらの数値が小さいほど高性能な家、と覚えておいてください。


2. なぜ高性能住宅の会社選びが大事なの?

「断熱材をたくさん入れればいいんでしょ?」と簡単に考えてはいけません。高性能住宅は、単に良い建材をたくさん使えば完成するものではないのです。

断熱材を隙間なく入れる技術、気密性を確保するための施工方法、そしてそれらの性能を最大限に活かす間取りや窓の配置など、「設計力」と「施工力」の両方が求められます。

例えば、高性能な断熱材を使っていても、施工が雑で隙間だらけだったら意味がありません。また、日射を遮るための窓の配置や、風通しを考慮した間取りも、家の性能を大きく左右します。

これらの高度な技術と知識を持っているかどうかは、会社によって大きく異なります。だからこそ、高性能住宅を建てる際には、どの会社を選ぶかが最も重要になってくるのです。


3. 素人でもできる!高性能住宅を建てる会社を選ぶ5つのポイント

ここからが本題です。建築の知識がない方でも、以下の5つのポイントをチェックすれば、信頼できる会社を見つけられます。ぜひ、このチェックリストを片手に、会社選びを進めてみてください。

ポイント①:Ua値・C値の数値を明確に示してくれるか

前述したUa値やC値は、家の性能を客観的に示すための重要な指標です。これらの数値を「標準仕様」として示している会社は、高性能住宅への意識が高いと言えます。

逆に、「断熱性能には自信があります!」という言葉だけで、具体的な数値を示さない会社は注意が必要です。

【具体的な行動例】

  • 住宅展示場やモデルハウスを訪れた際に、営業担当者に**「こちらの住宅のUa値とC値はどれくらいですか?」**と尋ねてみましょう。
  • 「標準仕様で**ZEH基準(ZEH OrientedではUa値0.6以下)**をクリアしています」など、具体的な基準を答えてくれるかを確認しましょう。

ポイント②:全棟で「気密測定」を実施しているか

C値(気密性)は、施工の丁寧さに大きく左右されます。そのため、会社の施工技術を客観的に評価するために、**「気密測定」**を全棟で実施しているかは非常に重要なチェック項目です。

気密測定は、専門の測定器を使って家の隙間を測るもので、この数値を契約前に約束してくれる会社は、施工品質に自信を持っている証拠と言えます。

【具体的な行動例】

  • 「御社では、全ての家で気密測定を実施していますか?」とストレートに聞いてみましょう。
  • 「気密測定はオプションです」と言われた場合でも、その費用や測定でC値が保証されるかなどを確認してみましょう。

ポイント③:設計士の知識レベルや経験が豊富か

高性能住宅は、断熱材の厚みや窓の大きさ、配置など、設計の段階でその性能がほぼ決まります。そのため、高性能住宅に関する深い知識と経験を持った設計士がいるかどうかが、成功の鍵を握ります。

【具体的な行動例】

  • 設計士さんと話す機会を設けてもらい、**「冬は暖かい家にしたいのですが、パッシブデザイン(太陽の光や風をうまく利用する設計)について、どのような工夫をされていますか?」**など、専門的な質問を投げかけてみましょう。
  • 設計士さんの過去の作品や、実際に建てられた家を見せてもらうことも有効です。

ポイント④:第三者機関の保証・検査体制が整っているか

どんなに良い会社でも、人間が建てるものですから、ミスが起こる可能性はゼロではありません。そこで重要になるのが、「第三者機関」による検査体制です。

自社だけでなく、第三者の目で厳しくチェックすることで、施工不良を防ぎ、安心できる家づくりに繋がります。

【具体的な行動例】

  • 契約前に**「工事中に第三者機関による検査は入りますか?」**と確認しましょう。
  • また、「瑕疵担保責任保険(かしたんぽせきにんほけん)」の加入状況も確認しておきましょう。これは、構造上の問題など、引き渡し後に見つかった欠陥を補修するための保険です。

ポイント⑤:アフターサポート体制がしっかりしているか

家は建てて終わりではありません。住み始めてからも、定期的なメンテナンスや、何か困ったことがあった時に相談できる窓口が必要です。

長期的に安心して暮らすためには、アフターサポート体制が整っている会社を選ぶことが大切です。

【具体的な行動例】

  • 「引き渡し後のメンテナンス計画はどのようになっていますか?」と尋ねてみましょう。
  • 具体的に**「点検の頻度」「保証期間」「緊急時の連絡先」**などを確認しておくと安心です。

4. 会社選びで失敗しないための具体的なステップ

ここまでで、会社選びのポイントは分かっていただけたかと思います。では、実際にどのように行動すれば良いのでしょうか?

ステップ①:まずは情報収集から始めよう

気になる会社を見つけたら、まずはその会社のホームページやSNS、ブログなどをチェックしてみましょう。**「施工事例」や「お客様の声」はもちろん、「会社の方針」や「家づくりへの想い」**といった部分も見ておくと、その会社の雰囲気が掴めます。

ステップ②:住宅展示場や完成見学会に足を運んでみよう

実際に建物を見ることは、何よりも説得力があります。住宅展示場やモデルハウスでは、その会社の「標準仕様」の家を見られますし、完成見学会では、実際に住む人が決まっている家の間取りや雰囲気を体験できます。

【アドバイス】
見学に行った際は、ただ見るだけでなく、**「この窓のサッシは、アルミと樹脂の複合ですか?」や「この壁の厚みはどれくらいですか?」**といった具体的な質問をしてみると、担当者の知識レベルを測ることができますよ。

ステップ③:複数の会社を比較検討しよう

「この会社、良さそう!」と思っても、すぐに決めてしまうのは少し待ってください。少なくとも3社以上の会社に話を聞き、相見積もりを取ることをおすすめしますします。

見積もりを比較する際は、単に金額だけでなく、**「どんな性能が標準仕様なのか」「どのような建材を使うのか」**といった中身をしっかり比較しましょう。


5. まとめ|信頼できるパートナーを見つけよう!

高性能住宅を建てることは、決して難しいことではありません。一番大切なのは、あなたの理想の暮らしを理解し、それを高い技術力で実現してくれる**「信頼できるパートナー」**を見つけることです。
ここまで自分で高性能住宅を建てるための会社選びの方法をお伝えしてきましたが”家”の検討要素は数に限りがなくかなりの専門知識を必要とします。なので必ずある程度のポイントで『自分ですべてを調べ切るのは無理だ。』と思うときがやってくるのでそんなときに信頼して任せられる会社を選べるようにしておきましょう!

この記事でご紹介したチェックポイントと行動例を参考に、一歩ずつ進んでいけば、きっとあなたにぴったりの会社が見つかるはずです。

家づくりは、人生で何度もない大きなイベントです。どうか焦らず、楽しみながら、最高の家づくりを実現してくださいね。

ではまたー👋

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