
初めてゴルフ場でプレーするとなると、「何をすればいいんだろう」「マナーが難しそう」と不安になりますよね。私もゴルフ経験は5年で、会社のコンペくらいしか行きませんが、初めてのゴルフ場では勝手が分からず、とても大変な思いをしました。
ですが、安心してください!この記事を読めば、ゴルフ場での一日の流れ、必要な準備、そして絶対に抑えておきたいマナーまで、初心者の方が困らないよう、私の経験も交えてわかりやすく解説します。
⛳ ゴルフの魅力:非日常とコミュニケーション
まず、イヌメガネが感じるゴルフの魅力をお伝えします!
- 非日常的な景色: 手入れの行き届いた広大な緑の景色の中を歩くのは、都会の喧騒を忘れさせてくれる最高の気分転換です。これは逆にコースに行く回数が少ないから余計にそう感じるのかも、
- 上手く打てた時の気持ちよさ: たまになんですけどキィィンッといい音とともにイメージ通りにまっすぐドライバーが飛んだ瞬間の爽快感なんかは格別です!
- コミュニケーション:気の置けない仲間と一日中語り合いながら、酒も飲みながら旅をするようにコースを回れるのも大きな魅力です。
- お昼ご飯も美味しい: 多くのゴルフ場はレストランがついていて半分まわったところで昼休憩なんですがなぜかいつもの数倍ごはんが美味しく感じるのでお昼ご飯も楽しみ
ゴルフはお金がかかる、マナーが重要、という注意点もありますが、それに見合う楽しさが詰まっています。

🏌️♀️ 準備編:必要なものと服装、費用相場
初めてのラウンドで慌てないために、事前の準備は欠かせません。
必須の持ち物と服装
分類 | 必要なもの | 服装のポイント(ドレスコード) |
ゴルフ道具 | ゴルフクラブ一式(初心者用ハーフセットでもOK)、ゴルフバッグ(キャディバッグ)、ゴルフボール(多めに)、ティー(数本)、グリーンフォーク(グリーン補修用)、マーカー(ボール位置目印)、グローブ(滑り止め) | |
服装 | ゴルフシューズ(スパイクレスでもOK) | |
ゴルフウェア(トップス) | 襟付きのシャツ(ポロシャツなど)。TシャツやタンクトップはNG。 | |
ゴルフウェア(ボトムス) | スラックスやチノパン。ジーンズやカーゴパンツはNG。女性はスカートやキュロットの場合、ハイソックスやニーハイソックスを着用。 | |
その他 | 帽子またはサンバイザー(安全のため)、ボストンバッグ(着替え用)、ゴルフ場行き来の服装(行き帰りもジャケット着用が望ましい場合あり。カジュアルすぎる服装は避ける) |
💡私の体験談:最初のラウンドで、ドレスコードを知らずにカジュアルな服装で行こうとして先輩に止められました。クラブハウス内もTシャツ・ジーンズ・サンダルはNGと覚えておきましょう。
費用相場(初心者向け)
費用の種類 | 相場(目安) | 補足 |
道具(初期費用) | 3万円~10万円程度 | 中古のハーフセットなら抑えられます。グローブ、ボール、ティーなどの小物は別途。 |
打ちっぱなしの練習代 | 1回 2,000円~4,000円 | ボール代(1球10~20円程度)+打席料。打ち放題プランがある場合も。 |
1回のゴルフ場プレー代 | 平日:7,000円~13,000円 土日祝:10,000円~20,000円 | 昼食代込みが多いですが、交通費やロッカー代(数百円)が別途かかる場合もあります。 |

🏠 ゴルフ場到着からチェックアウトまでの流れ
初めてのゴルフ場でも、この流れを覚えておけば大丈夫です。
1. 到着~チェックイン
- 車寄せに停車・荷下ろし:ゴルフ場の玄関(車寄せ)に車を停め、係の人が来るのを待ってゴルフバッグを降ろし、名前を伝えます。
- 駐車場へ移動:車を駐車場に停めに行きます。車寄せからロータリーのような感じですぐ近くにあるので迷わないかなと思います。
- クラブハウスへ入場:手荷物を持ってクラブハウスのフロントへ向かいます。
- チェックイン:フロントで予約名を伝え、来場者カードなどに必要事項を記入します。ロッカーキーとスコアカードホルダーを受け取ります。💡私の体験談:最初にクラブハウスに着いたとき、どうすればいいか分からずオドオドしました。キャディバッグは車に乗ったまま車寄せ(玄関)に行って係の方に預け、車は案内に従って駐車場へ、と覚えておくとスムーズです。
ロッカーキーは大体スコアカードホルダーにつながっていてスコアカードホルダーに番号がついています。ゴルフ場内では支払いタイミングでこの番号を聞かれます。そして最後の清算時に《つけ》みたいになってるのでこのスコアカードは常に携帯するようにしましょう。
2. 準備・スタート前
- 着替え:ロッカールームでゴルフウェアに着替えます。
- スタート準備:クラブの点検、ボール、ティー、マーカーなどの小物を準備し、スタートホールへ。
- 練習(任意):時間があれば、練習場(ドライビングレンジ)やアプローチ・パター練習場で体を温めておくと安心です。
そしてだいたいのゴルフ場が練習場の場所が結構わかりづらい!しかもだいたいは現金やカードではなくスコアカードの番号を伝えて専用のメダルみたいのをもらってそのメダルを機械にいれると球が出るみたいな感じなのでここは潔くフロントに人などに聞いてみましょう。 - スタートホールへ:スタート時間20分前には**ティーイングエリア(スタート地点)**付近に集合しましょう。同伴者や係の方と挨拶を交わし、注意事項を確認します。
これも”西in”、”西OUT”、”東in”、”東OUT”などコースが西と東があったり、どっち周りかでスタート地点も違うので一緒に回る人が気兼ねなく聞ける関係ならもうここは一緒に行動しときましょう。
3. ラウンド(プレー)開始〜終了
ゴルフ場のコースは通常18ホールあり、「イン」と「アウト」の9ホールずつに分かれています。前半9ホールを終えると、お昼休憩に入ります。
この辺はもうみんなと一緒なのでそんなに迷ったり心配になることはないかなーと思います。
ただコースに出るとトイレがないので必ずコースに出る前にトイレには行っときましょう!必ず!絶対!
- ハーフ(前半9ホール):ティーオフ(1打目)からスタート。
1ホール目に金属のくじ棒がスタンドに入って置いてあるのでそれを引いて打順を決定
以降は前ホールの成績が良い順にティーショットになっていきます
スタート1発目は一緒にコースを回る人たちに『よろしくお願いします!!』と帽子を取って挨拶してからティーショットを打ちます。 - 昼食休憩:約1時間程度。クラブハウスのレストランで昼食。
- 後半9ホール:後半のスタート時間に遅れないように、集合場所へ。
- ホールアウト:18ホールを回り終え、クラブハウスへ戻ります。
最終ホールで最後の人がカップインしたら『お疲れ様でした!ありがとうございました!』と挨拶を交わしましょう!
4. プレー終了後~チェックアウト
- クラブの手入れ:エアガンなどでキャディバッグやシューズについた泥や芝を落とします。
- 入浴・着替え:ロッカーで着替え(帰りの服装に)、お風呂に入ることもできます。
- 精算(チェックアウト):フロントにロッカーキーを返却し、プレー代や食事代などを精算します。
- 帰宅:キャディバッグを受け取り、帰路につきます。

🏃 コース上での動き方とマナー(最重要!)
ゴルフはマナーが非常に重要なスポーツです。初心者が特に気を付けたいポイントを解説します。
1. 時間と準備のマナー(スロープレーの防止)
- 集合時間厳守: スタート時間の20分前にはスタートホールへ。
- 打つ準備を早く: 自分の番が来る前に、使うクラブを選び、ボールとティーを持って準備しておきましょう。打つ順番が来たらすぐに打てるように心がけます。
- 素振りは控えめに: 素振りは1〜2回程度に留めましょう。
- ホールアウト後は速やかに移動: パットを終え、カップからボールを取り出したら、グリーン上でスコアをつけず、次のホールへ向かう途中のカートや移動中に記入します。
2. 安全のマナー
- 「フォアー!」と大声で叫ぶ: 打ったボールが人に向かって危険な方向に飛んでしまったら、躊躇せず**「ファー!(Fore!)」**と大声で叫び、いるかもしれない人に注意を促しましょう。
特に初心者はどこにでも飛んで行っちゃうのでこれは覚えておきましょう! - 打ち込み厳禁: 前の組が自分の打ったボールの届く範囲内にいる時は、絶対に打ってはいけません。一度背中に打ち込まれましたが痛すぎてその場に倒れこみました。頭とかじゃなくてよかった、、、
3. プレー中のマナー
- 打つ人の邪魔をしない: 打つ人がアドレス(構え)に入ったら、音を立てたり、動いたり、話したりせず、静かに待ちましょう。打つ人の正面や真後ろに立たないようにします。
- ボールの行方を全員で見る: 自分のボールだけでなく、同伴者のボールがどこに飛んでいったか、皆で確認し合い、ロストボール(紛失球)を探す時間を短縮しましょう。
マジでこれ重要です。なので最初はボールはオレンジとか曇りでもわかりやすい色にしておいた方がいいかもです。ロストボールをみんなで探す時間が一番申し訳なく感じます。。。 - ボール探しは3分以内: 紛失球を探す時間は3分以内とルールで決まっています。見つからなかった場合は、諦めて暫定球を打つか、**特設ティー(前進4打)**から打ちましょう。このティーは”プレーイングフォー”を略して”プレフォー”と呼ばれることが多いみたいです。
4. コースを保護するマナー
- ディボット(芝を削った跡)の修復: アイアンなどで打った際に芝を大きく削ってしまったら、目土(めつち)袋やグリーンフォークで埋めたり、芝を戻したりして修復しましょう。
- グリーン面の保護: グリーンフォークを使って、ボールが着地した跡(ボールマークやピッチマーク)を必ず修復しましょう。他人の**パッティングライン(ボールからカップまでのライン)**を踏まないように細心の注意を払います。

🎉 まとめ:ゴルフデビューは最高の経験に!
初めてのゴルフ場は不安かもしれませんが、上記の流れとマナーを覚えておけば大丈夫です。一緒に回るメンバーに「初心者なので、動き方やマナーなど教えてください」と一言伝えておけば、きっと優しく教えてくれます。
ゴルフは自然の中で体を動かし、仲間と語らい、そして上手く打てた時の小さな成功体験を積み重ねられる素晴らしいスポーツです。ぜひ、この記事を読んでゴルフ場デビューを最高の経験にしてください。
この記事を読んで、あなたのゴルフデビューの不安は解消されましたか?

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